節約できるポイントがないか家計をチェック

節約方法に関しては、テレビの情報番組などでも、節約レシピやケチケチ作戦で細かな節約をして、お金を貯蓄している人の生活振りと、その節約方法を紹介されているのを見る事が多いものです。

こうした爪に火を灯すような節約方法を参考にして取り入れる事も意味はありますが、それ以前に大きく節約できるポイントの見直しは絶対に行うべきです。 そのポイントは電気代や通信費などの項目です。

電気代に関しては、原子力発電と関連してエネルギーの節約と言う観点から、一時はよく取り上げられましたが、初期投資は必要ですが、照明のLED化や冷蔵庫やエアコンを少し早めに省エネタイプに変更する等の再見直しをすべきでしょう。 電力小売りの自由化に伴い、従来の電力会社から通信費とのセット割りなどを打ち出す新電力小売会社への乗り換え前に、使用電力の削減を徹底しておくべきです。

使用電力量によって、どの電力会社が安いのかが異なっているからです。

また、家計の中で大きなウエートを占めるようになっている通信費も、大手のセット割りに惑わされる事無く、格安スマホや固定回線では光回線が本当に必要か等、個々のサービスの最安を意識した見直しが必要です。 こうした電気代や通信費の抜本的な見直しを新電力への乗り換え以前に行わず、セット割りに乗せられて選択してしまうと、2年間などの縛りのため、後々後悔する可能性もあります。

こうして家計に占めるウエートの高いもので、一度上手に選択すれば、ずっと節約できる項目から再度見直すのが、お金を浮かせるポイントです。

浮いたお金は確実に貯蓄することが大切

また、節約して浮いたお金を着実に貯蓄する手段も確実に講じる事も重要です。

電気代や通信費で、仮に1万円/月の節約ができれば、その分を給与や年金振込口座から自動的に貯蓄に回される積み立て預貯金として確実に貯蓄できるようにする事も必要です。

せっかく節約してお金を浮かせても、違った項目で知らぬ間にお金の無駄使いをして消えてしまっては意味がないからです。